2019年 第2号 Vol.182
 
 編集・構成 奥貫 晃

 
 発行人:今井 康了
 発行:日本特撮ファンクラブG
 

  はじめに

 
まずはじめに、7月18日に発生しました京都アニメーション放火事件で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

特撮サークルであるGとしては畑違いであり、私自身も同社の作品はそんなに観ている訳ではありません。しかし、映像製作に携わってきた何の罪もない人々が、心無い一人の人物によって尊い命を奪われ、或いは傷つけられ、製作の拠点を壊され作品に関する資産が失われた事は断じてあってはならない事であり、憤りと戦慄を禁じ得ません。

亡くなられた方のご冥福を祈ると同時に、怪我をされた方の一日も早い回復、犯行動機が解明される事、そしてこのような事件が二度と起こらないを祈ります。


  上陸!『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

 本年上半期の特撮界最大の話題作であり、新元号・令和初のゴジラ映画となるアメリカ版ゴジラ第3作、これまでの2作に比べ面白くはありましたが、違和感もあったのが正直なところです。

 これでもかと盛り込まれたこれまでのゴジラはじめ東宝特撮映画のネタにはワクワクさせられた一方、ゴジラを復活させるのに核兵器が使えるのが嬉しくでしょうがない感のように(『VSキングギドラ』はまだ慎重でした)、アメリカ人の作った映画だなという事も前2作以上に感じさせられました。それにしてもあのお母さんがゴジラ映画史上最狂の科学者とは思いもよりませんでした。

 気になったのは怪獣の大きさの表現もありましたが、それ以上に怪獣が出ているシーンの多くが夜中、それも雨が降っているのは何とかならないでしょうか。怪獣映画でナイトシーンが多くなりがちなのは照明費用の関係だそうですが、デジタルだとその辺はどうなのでしょうか。平成期の国産作品では『ゴジラVSキングギドラ』、『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』、『小さき勇者たち GAMERA』、『シン・ゴジラ』と、最終決戦シーンが昼間の作品はどれも「当たり(個人の感想)」だという事を思うとそろそろ次作『ゴジラVSコング』では青空をバックにした爽快感ある格闘シーンが見たいものです。

 見所はいろいろとありましたが、ゴジラ映画であると同時にアメリカ映画だと実感させられる作品でした。

・本作のキングギドラ、極力「キング」を付けない「ギドラ」の呼び方で、次作の対戦相手も自国産の怪獣でありながらやはりタイトルには「キング」は付けないようです。これは王様は1人(1体)しかいないというアメリカの考え方のようです。日本人はどちらかというと王様や神様はそれぞれの分野にいるという考え方で、こんなところにも両国の考え方の違いが出ると感じさせられます。しかしそうなると、もし『ジャンボーグA』のアメリカ版を作るとなると怪獣の大半は「キング」が取られてしまう事になる訳で、真っ先に『ジャンボーグ』怪獣の心配をしてしまいましたf^_^;。

  トクサツカガガ

 1月期、NHKで放映され話題となった本作。原作漫画は(『怪獸倶楽部』もそうでしたが)主人公が特撮ファンである事を周囲に隠しているというデリケートな事情が妙に強調されているようで敬遠していました。しかしドラマがスタートするとSNS上で特撮ファンの間でも好評のようだったので恐る恐る観始めたのが正直なところです。このドラマの世界で特撮ものは東映しかないのか(原作にはゴジラをモデルにしたキャラクターも出てくるようですが)、現在ならSNSで同じ趣味の仲間は見つけ易いんじゃないかといった疑問はあったものの、「好きな番組がゴルフ中継で中止になる呪いにかかれ」のセリフが思わずツボで、ようやく観ようという気になりました。

 第4話、カラオケで盛り上がるクライマックスの、「現実的な問題から入っていって最後に大きなウソをつき、そのウソで泣かせる」という、『飛び出せ!青春』や『俺たちの旅』の鎌田敏夫脚本のセオリーを受け継ぐかのような展開にシビレ、第5話で吉田さん、北代さんらとの仲間意識が次第に高まってゆく展開は高揚感がありました。しかし、続く第6話は母親によるシシレオーフィギュア破壊事件のショッキングな結末に打ちのめされたのは私だけではないでしょう。この辺りは作者の体験なのでしょうか。実際に大人になってから親に趣味に関するものを無断で処分され、大きな遺恨を残した話はいくつか見聞きしていますが、幸い私の場合学生の頃親から「就職したらこういう趣味は続けられないぞ」とよく言われたものの、「やめろ」と言われた事はなく、こうした事はありませんでした。劇中の人物ならば任侠さんとその母親のスタンスが普通ではないでしょうか。私の経験では特撮ファンである自分に刃を向けてくる人物は、家族や一般人といった興味のない人より、むしろこの趣味から離れていった人物でした。
閑話休題。何より、東映が協力した劇中キャラクターの再現も去る事ながら、主演の小芝風花氏をはじめとする俳優陣の好演が本作の印象を高めていました。母親役の松下由樹氏は舞台版『銀河鉄道999』で女王プロメシューム役に抜擢されましたが、これは本作の影響が大きいかと思われます。チャラ彦役の森永悠希氏は同時期にテレ東ドラマ『よつば銀行 原島浩美が物申す』ではプラモデル作りが趣味の銀行員という本作とは対称的なオタクっぽい役を演じており、脇役俳優の芸域の広さを実感させられました。

 女子の特撮ファンというマイノリティ(?)な題材でありながら、描こうとしているものは自分の価値観対世間の価値観というドラマとして普遍的なもので、この辺りが特撮ファン以外にも幅広い反響があった理由ではないかと思います。さて第2シーズンはどうなるか?

  【訃報】

渡辺亮徳さん(5月20日、老衰のため御逝去 享年89歳)

 東映テレビ部門部長として、『ジャイアントロボ』、『仮面ライダー』、『人造人間キカイダー』、『秘密戦隊ゴレンジャー』に代表される特撮ヒーロー作品、『タイガーマスク』、『ゲゲゲの鬼太郎』、『マジンガーZ』に代表されるTVアニメーション、『特別機動捜査隊』、『キイハンター』、『Gメン'75』、『特捜最前線』、『暴れん坊将軍』といった大人向けのアクションドラマ、時代劇と、現在もシリーズが続いている、或いは語り継がれている東映テレビ作品の多くを世に送り出してこられました。そのお名前から「私も得する、あなたも得するりょうとく(亮徳)です」を営業担当時代は自らキャッチコピーにされており、「ブルドーザー」、「ギャング」等とあだ名される程勢いのある方だったそうで、その勢いが現在に至る東映テレビ作品の興隆を築いたと言えるでしょう。その一方、同業者として東宝の田中友幸氏のファンであることを公言されていました。先に挙げた数多くの特撮キャラクター作品に加え、東映久々の特撮大作映画となった『宇宙からのメッセージ』、劇場アニメ『FUTURE WAR 198X年』はこうした趣向が現れた作品でし
た(東宝ならば田中友幸氏よりは森岩雄氏に近いポジションだったと思いますが)。東映退社後は『牙狼-GARO-』シリーズに関わる等、晩年まで特撮作品の発展に寄与してこられました。

慎んでご冥福をお祈り申し上げます。


石田信之さん(6月13日、大腸癌からの多臓器転移のため御逝去 享年68歳)

 『ミラーマン』の主人公・鏡京太郎役はじめ、『柔道一直線』大沢健二役『ケンちゃん』シリーズ、三五郎さん役、『ジャンボーグA』岸京一郎役、『レッドバロン』紅健一郎役、『どっこい大作』風野三郎役と、レギュラー、準レギュラー、ゲストと、'70年代前半に子ども時代を送った世代としてはお馴染みの俳優さんでした。更には刑事ドラマ、青春ドラマ、時代劇の出演も多く、長くご活躍されました。
代表作である『ミラーマン』はウルトラシリーズとは別な円谷ヒーロー路線を目指した作品でした。ウルトラシリーズの主人公は一部例外はあるものの、どんな時に変身すべきかを心得ている一方、京太郎の場合はその変身の機会を誤り敵の策略に落ちてしまう話がいくつかありました。'70年代から現れた、こうした繊細でごく普通の青年としての弱さを合わせ持ったヒーロー像はそれゆえどこか身近さを感じさせるものがあり、そうした役柄を石田さんは好演されていました。同じスタッフで製作された『ジャンボーグA』にゲスト出演された際には、予告編のナレーションで「ミラーマンを演った石田信之君も出るよ!」と紹介されており、鏡京太郎役がいかに作り手にも我々受け手にも親しまれていたかを物語っていると思います。
 実は10数年前に、自宅から近い場所で小劇場を経営されており、そこで『ミラーマン』の上映会があって、打ち上げまでご一緒する機会に恵まれました。お歳を召されても当時の優しいお兄さんのイメージだったのが印象に残っています。ご病気の事はテレビ『爆報THEフライデー』で取り上げられた事があり存じてはいたのですが、最近も地方のイベントに御登壇されており、お元気そうだと思っていたので突然の訃報はショックでした。

慎んでご冥福をお祈り申し上げます。


高島忠夫さん(6月26日 老衰のため御逝去 享年88歳)

 ニューフェイスとして新東宝に入り、特撮作品では『戦艦大和』高田少尉、『空飛ぶ円盤恐怖の襲撃』林正夫、『明治天皇と日露大戦争』乃木保典と出演されました。東宝に移籍後は『キングコング対ゴジラ』桜井修、『海底軍艦』旗中進、『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』川地堅一郎、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』楠見博士と'60年代東宝映画でご活躍ぶりはもうご存知かと思います。'70年代以降はテレビの司会業が中心となり、『ゴールデン洋画劇場』解説、『クイズ・ドレミファドン』がお馴染みでした。
 明るくフランクなイメージの一方、物陰後半でフランケンシュタイン殺害を主張する『フランケンシュタイン対地底怪獣』川地役や、『にっぽん実話時代』編集長・伊達康介役といったハードな役もありました。しかしいずれにせよ黄金期の東宝映画を盛り上げる一翼を担っていた事は間違いありません。画面に映っているだけで華やかさと安心感がありました。
 後に政宏、政伸のご子息二人が芸能界入りされ、『ガンヘッド』、『ゴジラVS』シリーズといった平成の東宝特撮映画に出演されている事も特筆すべきでしょう。細野所長役で出演された『ゴジラVSメカゴジラ』での親子共演シーンは観客の笑いを誘っていたのが印象に残っています。

慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

  いろいろあるよ、いろいろね

・伊福部昭先生をはじめ、すっかり定着した感のある特撮、アニメ音楽のコンサートですが、3月には初となる冬木透先生のコンサートが行われました。円谷プロ作品の一連の名曲生演奏の中、見所は『ウルトラセブン』最終回のライヴシネマ上映と「生ワンダバ」でした。画面に合わせて生演奏を行うライヴシネマは劇場作品では何度か行われていましたが、一曲毎に画面に合わせて楽曲を演奏する劇場作品と違い、テレビ作品である今回はテープの切り貼り編集による選曲の上、ラスト近くには主題歌のフェードイン、フェードアウトがあったりと、素人目に見ても演奏する側としてはかなり難易度の高い内容で、演奏前にひし美ゆり子さん、西恵子さんのインタビューを受けていた指揮者の方はかなり緊張されていました。しかし大きなミスなく無事終了。客席からは大きな拍手が沸き上がりました。「生ワンダバ」は「MATのテーマ」のワンダバコーラスを我々観客でやるというもの。冬木先生の指揮の元で「♪ワンダバダバ」を歌う事になるとは光栄ですが、先生からは「今までのワンダバで一番上手かった」とのお褒めのお言葉をいただきました。こうしたコンサート、入場料は決して安くはありませんが、生演奏はサントラとは違った高揚感が味わえるだけでなく、聴き慣れた曲でも新たな発見があったりするので今後も定期的に続けていって欲しいものです。

・冬木先生の楽曲集『ウルトラマエストロ 冬木透音楽選集』が5月、遂に発売となりました。発売が延びたのは構成が決まったところで新たな音源が発見され、構成し直す事が何度かあったからだそうです。まだ全部は聴けていませんが、しかし本当に魂の洗濯になります。特撮関係以外の楽曲では、CM関連から職場の能率を高めるためのBGM『生産性向上のためのBG音楽』といった作品まで収録されているのには驚きました。何十年も眠っていた音源を商品化して世に残していく事は大変意義ある事で、今回を逃したら商品化の機会はないかも知れない楽曲があったかと思うと発売を延ばした甲斐があったと思いす。『緯度G大作戦2019』で、まついえつこさんが歌い、編曲を担当された『むすび丸 春夏秋冬』(作詩:千束北男、作曲:冬木透)もフルサイズで収録されています。

・『緯度G大作戦2019』で大好評だったまついえつこさんが、その直後、『いばらきデジタルコンテンツ・ソフトウェア大賞2018』デジタルミュージック部門のチャイム作品の作曲で優秀賞を受賞されました。その楽曲『Start』は2月より茨城県庁の始業終業のチャイムとして8:30、12:00、13:00、17:15の4回鳴っています。地元の方は元より、茨城県庁と言えば『仮面ライダー』シリーズはじめ東映ヒーロー作品や『ひよっこ』ではNHK局舎として使用される等ロケに多用されており、もしロケ地探訪で行かれる方は上記の時間に行ってみてはどうでしょうか。

・NHK大河ドラマ『いだてん』は尾上克郎氏を迎えてミニチュア、VFXを導入、朝ドラ『なつぞら』はアニメーターが主人公と、『トクサツガガガ』のみならず今年のNHKは注目作が出てきていますが、朝ドラのキャスティングにはライダー枠、戦隊枠があると思うのは私だけでしょうか。近年では『シン・ゴジラ』関係に、前作の主演も含め柄本家からのキャスティングも目立つように思います。遡れば佐々木剛氏が『仮面ライダー』2号編と『繭子ひとり』を掛け持ちしていた事を考えると、朝ドラとライダー俳優は昔から縁があったと言えるでしょう。ライダーや戦隊の俳優がキャスティングされる理由はNHK関係者に特撮ファンがいる、というのも無くはないとは思いますが、一般向けドラマが1クールが主流となっている現在、同じ撮影現場で主役級の役を1年間経験している事が重宝されているそうです。ところで関係ありませんが、『リュウソウジャー』ネーミングの由来は、メインスタッフ(プロデューサー、脚本、音楽)が『遺留捜査』(イリュウソウサ)に関わっていたからでしょうか?

・『ウルトラマンタイガ』スタート!今回はタロウの息子という設定で、また血縁関係かと思いましたが、変身のバリエーションがそれぞれ別のウルトラマンという設定には意表を突かれました。それぞれのキャラクターで主人公とやり取りするのが見所になりそうです(変身後のタイガより変身前のヒロユキの方が人間が出来ている?のがユニーク)。ウルトラシリーズの強みは主人公の変身前と変身後の関係が何通りがあり、これによって一作毎に特長を出せる事で、近年のシリーズはその辺を特に意識しているように思います。ストーリーは意外にハードな部分があったり、宇宙人が地球に住んでいる近年の作品では当たり前となった感のある設定も、街で外国人を見かける事が珍しくなくなった現在の日本としてはリアルと言えるかも知れません。前作『R/B』後半からウルトラシリーズに本格参入の神谷誠監督が1~3話では特技監督を務めており、一枚看板でクレジットされていると力をいれてるなと思います。特技監督が立てられるのはテレビシリーズでは『メビウス』、映画も入れると『サーガ』以来でしょうか。これまでとは違った画作りが期待出来そうです。

・『タイガ』では久々に主人公が小規模ながら防衛組織(民間警備会社)に所属している設定となりました。乗り物は今のところ一般車両にマークの入った専用車1台のみ。一方『仮面ライダー』シリーズは2クール目ぐらいからバイクが殆ど画面に出なくなる、昨年の戦隊『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』は評判は良かったものの玩具の売り上げはかなり悪かったそうで、『リュウソウジャー』スタート前に4回シリーズ『スーパー戦隊最強バトル』が放映された事から考えてもよほどの事だったようです。このように特撮キャラクター作品全般的に、乗り物関係の出番が極端に減っているのはどういう事でしょう。『ウルトラ』の場合は予算、『ライダー』の場合は撮影許可の問題が大きいそうで、加えて玩具の中でも変身アイテム関連がかなりのウェイトを占めるようになった等、様々な事情はあるのでしょう。しかし特撮ヒーロー作品において乗り物・メカ関係はヒーローや怪獣、怪人と並ぶ大きな要素であり、男の子が好むものの一つだと思うのですが、今の子どもは興味がないのでしょうか?『オーブ』の時に防衛チームに縛られなくとも話
が成り立つ事が実証された事は、今後のシリーズの可能性が増えて良い事じゃないかと書きましたが、実証されると逆にどんどん防衛チームやバイクを出さない傾向が強くなっていくようで寂しいものがあります、というのはオジサンの嘆きでしょうか。今後の動向を見守ってゆくしかありませんが。

・まんだらけ発行のカタログ雑誌『まんだらけZENBU』に連載されていた『PUFFと怪獸倶楽部の時代』が単行本となりました。'70年代後半、『ファンコレ』はじめ大人向きの特撮本やレコードが発売されるようになり、作品の作り手に興味が向いた一方、これらの本を作っている、いつも名前が出ている人達にも興味を持ったものでした。その一人であり編者である中島紳介さんをはじめとする「怪獸倶楽部」メンバーそれぞれの出会いと人となり、同人活動からやがて商業誌へ進出していく様が克明に書かれているのにはワクワクさせられました。ドラマも正直申し上げてこういう処を描いて欲しかったです。驚いたのは、少部数で仲間内でのみ読んでいた『怪獸倶楽部』では竹内博さんの文章のチェックが非常に厳しく、中島さんが何故同人誌でそこまで厳しいチェックをするのか尋ねたところ、「ここの文章はいつか『キネマ旬報』に転載されてもいい文章を目指している」との答えが返ってきたという件で、『ファンコレ』以前からそれだけ高い目標を立てて活動されていた事です。竹内さんはお亡くなりになり、池田憲章さん、安井ひさしさんは60代になりお身体を壊されており、いかにこれまで激務の日々を過ごされてこられたかを思い知らされます。こうした先人の方々が道なき所に切り開いてきたその道を歩いている身としては、ワクワクしながらも心して読ませていただきました。当時を知らない世代の人にも、こういう時代があって現在があるという事を知って損はないという意味で、お薦めしたい一冊です。

・『平成大特撮』が洋泉社より発売されました。『特撮秘宝』のスタッフが編集しているだけあって、作り手となった同世代の脚本家や特殊美術スタッフの対談等(平成は正に、我々子ども時代からファンだった世代から作り手が出てきた時代だったと言えるでしょう)、大変充実した内容なのですが、残念なのは『忍者烈風』、『妖ばなし』などのL4作品や『トチオンガーセブン』が取り上げられていない事です。L4のシリーズがローカル局で15分枠という規模ながら何年も続いている事や、一ファンが作ったキャラクターがやはりローカルながら地上波放送、映画化まで漕ぎ着けた『トチオンガーセブン』は平成の特撮史を語る上で欠かせないと思うのですが。

・昨年に続き『熱海怪獣映画祭』が11月22日(金)、23日(土)、24日(日)の、今回は3日間に渡って開催される事になりました。場所は同じく国際観光専門学校熱海校。いよいよ今度は『キングコング対ゴジラ』完全版を熱海で観られるのか?楽しみです。そしてウチも頑張らねば!

   おわりに

 次回『緯度G大作戦』は、来年3月開催の方向で動いています。会場は未定ですが決まり次第 HPでお知らせの予定です。それではまた、お会いしましょう。