2013年 第2号 Vol.169
 
 編集・構成 奥貫 晃

 
 発行人:今井 康了
 発行:日本特撮ファンクラブG
 

 はじめに

 2013年も残り少なくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?歳をとる毎に一年が早く感じるようになりますね。ちょっと前の話ですが、3月に東京MXで『ウルトラマンを作った男たち』が放映され、ご覧になった方もいらっしゃると思います。しかしこの番組の本放送は何年前だっけと考えたら、1989年で、もう24年も経っていたのです。という事は、『ウルトラQ』、『ウルトラマン』本放映当時からこの『~作った男たち』までの年数の23年より長くなっている訳で、愕然としてしまいました。年数の感覚は(年数/年齢)なんだそうで、そう考えると子どもの頃は大昔だった10年前20年前が、大人になると昔どころか最近に思えてしまう訳ですが、これからはさらに歳月が経つのが早く感じられるのかと思ってしまいます。そんな訳で本文に入ります。

 「緯度G大作戦2012春・トークショー再録『佐川和夫監督 円谷特撮を語る』」(後編)
  2012311日 みどりコミュニティセンター

 前編(Vol.166)で東宝撮影所のアルバイト時代のお話、中編(Vol.168)でメカ演出、『帰ってきたウルトラマン』、『ポーラボーラ』のお話となりましたが(トークショーの内容はGホームページに収録されています)、今回で完結です。お待たせ致しました。

『スターウルフ』
佐川 思い出深い作品ですが、『ポーラーボーラ』の後『バミューダ』があって、ニューヨークから帰る一週間前ぐらいに、円谷皐さんから「『スターウォーズ』観たか?」と電話がありました。「観ましたよ。」と答えたら「こういうの今度日本でも始めるんだけど、是非観てきて欲しいと思って電話したんだよ。観たなら監督はお前に任すからよろしくお願いします」という事でした。それで、ランキンさんがプロモーションビデオをどこかから持ってきてくれました。観たら「ステッピングモーター」というのを使っているのが判りました。二つ方法がありまして、同時にハーフミラーを使ってマスクと生の撮影ができるキャメラと、もう一つはステッピングモーターを使って100回同じ動きの出来るシステム、モーションコントロールキャメラですね。これが日本円で10億するんです。スポンサーの三洋電機さんはいくらでも出すとは言ってたんですが、億単位となるとさすがに無理でした(笑)。そういう事があって、実際の作品での合成はオプチカル合成なんですけど、簡単なダブらし合成なんです。バックに星や地球がある中に入ってゆくカットの場合、型
マスクを使えれば必ず合成出来るという事を考えて、合成の会社にお願いしました。まず全部黒バックにしたんです。宇宙空間ですから問題ないんですが、そこに被写体の宇宙船を白く塗ってベタ光線を当てるんです。ベタ光線と言っても陰影があるので、ハイライトの部分を1としたら暗部は0.5ぐらいの光にして、撮影の時には真っ白に見えるようにするんです。ある程度フィルムでアンダーにしていくと、ハイライトと暗部との誤差が出てきます。合成するマスクは、暗部を明るくして、それをハイコンというフィルムに焼き付ける、そうすると雄マスクが出来る訳です。それを反転すると雌マスクが出来、そうなればあとは簡単です。雄雌マスクに陰影のある映像を焼きこめばスターウルフの映像になる訳のです。このやり方だと、通常の合成なら1カット30万かかるところを、ダブらし合成なので5万で出来ます。その代わり撮影現場は大変です。それで最初に星の映像素材を300カットぐらい作りました。使ったのは70~80カットでしたが、星の正面からの流れ、横の流れ、旋回する流れを空で撮影し、そこにピアノ線で吊るか、
後ろは棒で支え正面から撮影した宇宙船を合成しました。
24話一人で監督しましたので、最初の3~4か月は家に帰れませんでした。でもそれだけ身を入れていくと思い出に残りますので、それくらいはやった方がいいかなと私は思います。

――最終回の空中戦が大変スピーディーでした。

佐川 あれは『スターウォーズ』を真似しました(笑)。建物の間をビャーッと飛んでゆくカット、あれは実は簡単なんですね。先のプロモーションビデオにチラッと映っていて、この手は使えるなと。戦闘機は吊ったままで、建物の方を移動車に乗せてバーっと動かす技法です。ただこの最終回は香港から仕事が入ってしまい、完成した作品を観ていません。

『ウルトラマンガイア』

――監督は『ウルトラマンティガ』から平成ウルトラシリーズに携わっていますが、昭和時代と平成時代とでは撮影現場の違いはどうでしたか。

佐川 この作品の頃になるとデジタルが入ってきていましたので、比べるのは難しいです。ただデジタルは使い方によって随分変わるかなというのは、アナログに関わる人間からデジタルに関わる人間の心構えとして持っていないといけないと思います。(『ガイア』の)オープニングに出てくる飛行機(エリアルベース)の格納庫のカットでは、発進口がずっと奥まで映ってますよね。あれは6尺(1.8m)のミニチュア、それも真ん中から半分だけを作ってもらい、空で撮って反転させたものを反対側に合成し、更にそれを縮小して奥へ奥へ何回も合成したものなんです。最初に合成が上がってきた時に、円谷プロから「こんな大きいセット作って、また赤字だぞ!」と言ってきたので「何言ってるんですか、今はこんな合成技術があるんですよ。」と。考え方を変えていけば映像っていうのはドンドン膨らんでゆくんです。
それと前からやりたいと思っていたのが上空から降りてきてドーンと登場するウルトラマン。(設定では)何万何千トンの人が空から地上に降り立ったらどんなショックがあるか。それで絵を描いてみたんです。コンクリートの瓦礫や土砂がブァーッと舞い上がるんじゃないかと。現場の打ち合わせの時には20Kgぐらいの石を用意して、セットに砂をまいて、そこにその石を落としてみたんです。そうしたら砂がバーっと舞い上がって「これがやりたいんだよ」と。それを実際に考えてくれたのが操演の火薬班です。火薬を使ってあれが出来たんです。3、4回やり直したら塊が入って迫力が出せました。やはり砂だけだと重量感が出ませんね。フィルムは5倍速、1秒120コマのハイスピードで撮影しました。ビデオのようにノーマルスピードで撮って5倍に引き延ばすのとは違います。1秒120コマですから、舞い上がる粒子の細かさがはっきり映る事で迫力が出るんですね。
私はいつも作品に入る時にはこのような(何か新しい事をやろうという)考えを持って、常に挑戦してきました、という事ですかね。『ガイア』が終わって10何年でしょう。その間にデジタルは凄く進んでいますからね。これらの映像を見ると、「どうやって作っているんだろう?」と、裏ばかり気にしてしまいますが、それだけではつまらないです。今は作品を観る時は作品の事を考えて楽しく観る。分析したい時にはDVD等を取り寄せる。やっぱり映像は楽しんで観るべきじゃないかと、私はそう思います。

・質問コーナー

――『ウルトラマン80』では格闘シーンがスピーディーでしたが、アクション演出はされたのですか?
佐川 『80』までは全部特撮監督が演出しています。私以外でも同じです。
面白いのは撮影の後の編集で、編集マンが「佐川さんこれカッコイイよ」って言ってくれるカットはこっちも判るんです。編集マンはそのカッコイイところだけうまく編集してくれますが、まずいところは黙ってカットされちゃいます。編集しているときは監督より偉いですから。
――それじゃあ監督の意に背いて落とされるカットもある訳ですか?
佐川 そうですね。「これ捨てるよ」と言われたら「しょうがないな」と。でも編集には立ち会っていました。私も編集が好きなので、『80』で1カットいい蹴りがあると、それを編集でバンバンバンバンと繰り返す編集が出来るんです。ですからスピーディーに見えたとしたらそれは撮影ではなく編集でしょうね。

――『バトルフィーバーJ』など東映作品では矢島信男監督と共同特撮監督になっていますが、どういった分担だったのでしょうか?

佐川 私の映像が矢島さんと合っていたのか『バトルフィーバー』の時に呼んでいただきました。矢島さんというのは根っからの営業マンなんです。お金の計算に関しては天下一品ですから。映像の方はお前に任せるから、俺は営業を、つまり東映とのお金の折衝ですね。あの人には東映でも勝てる人はいないんじゃないかな。

最後に
――これまでの特撮作品に関わられてきた人生を振り返られて、どんな思いがございますか?

佐川 『ウルトラQ』、『ウルトラマン』をやっていた若い頃は、40年50年先の事は考えていませんでした。でも今でもこうして残っているのは、当時オヤジさんもいたんだけど、自分なりにわき目も振らずに特撮の事ばかり考えて、明日はどんな映像を作ろうか、明後日はどういう風にしようか、昨日撮った映像はどうなのか、色んな事を考えて、たまには胃痙攣を起こして家で七転八倒したり、そんな苦労もこの世界に入ってキャメラマンをやったり監督になったり、色んな事をやって、体の調子がいい時悪い時とありましたけど、一生懸命やって最終的に希望を捨てずに邁進してきた事が今日の私かなと。皆さんも、映像の世界でなくても、何の仕事でも同じだと思うんです。遊びでも同じです。これを成功させようとすればそれに向かって邁進していきますよね。その気持ちを忘れなければ必ず人生は進んで行くんじゃないかと、私は今72から73になるんですがそう感じます。

――ありがとうございました。(了)
 訃報 津島利章さん

 11月25日、誤嚥性肺炎のため御逝去。享年77歳。

 『仁義なき戦い』、『トラック野郎』シリーズ、『三匹の侍』、中村吉右衛門版『鬼平犯科帳』が有名ですが、Gスタッフとしては『緯度G大作戦』オープニングとエンディングを飾るテーマ音楽の『惑星大戦争』に尽きます。'70年代は他に円谷プロ『猿の軍団』、『アステカイザー』、『アイゼンボーグ』、『土曜ワイド劇場』、東宝『大空のサムライ』、『地震列島』と、一時期の東宝、円谷作品の音楽をほぼ一手に引き受けていた功績は忘れてはならないでしょう。『惑星大戦争』のテーマ音楽が『緯度G大作戦』のオープニング、エンディングとして相応しかったのは、力強さや華やかさと同時にウェットさ、泥臭さを含んだメロディが、国内各社のどの作品にも合う雰囲気だったからだと思います。これからも『緯度G大作戦』が続く限り、『惑星大戦争』のテーマ音楽は大事にしていきたいです。

慎んで御冥福をお祈り申し上げます。

  「パシフィック・リムは怪獣映画の黒船だったのか。」     by黒田能靖


 結論から言えば、それは怪獣映画ではなかった。
太平洋の底から現れた、スーパーパワーの「KAIJU」軍団、
アックスヘッド・ナイフヘッド・オオタチ・レザーバックといった面々が持っていたのは、感情を持たずひたすらに人類殲滅を目指す攻撃性、倒されてもより強いやつが現れる集団性であった。これと同種の者たちを私は既に目にしている。
グレートマジンガーの敵役、ミケーネ闇の帝王率いる戦闘獣七つの軍団に代表される、ロボットアニメの敵キャラクター達だ。
地球存亡の危機を救うべく、人類の生み出した「人型巨大兵器」が「KAIJU」と戦う、これぞ21世紀にハリウッドで作られた現代版スーパーロボット映画というのが自分の見解なのである。

特撮映画のファンを名乗りながらも、海外制作のSF・ホラー映画を私は全くと言ってよいほど目にしていない。
映画館で洋画を見たのも約15年ぶり(前回は1998年の「GODZILLA」)といった体たらくである。
本作上映時に流れていた予告編の大半がVFXを使用したSF・アクションものであるのを見ても分かるように、いまやジャンル映画の類は珍しくもない。
そんな中、何が劇場へと足を運ばせたかといえば「怪獣映画」の要素だったのは否定できないし事実そうだった。
公開直前にデル・トロ監督自らTV出演し、怪獣好きをアピールしたのも大きい。

初見は公開2日目の8月10日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲、2D/日本語吹き替え版で見た。
当日は、菊地凛子・芦田愛菜、ハンニバル・チャウの声を演じたケンドー・ナガサキの登壇する舞台挨拶があり、さぞかし満員だろうとの予想に反し八部の入りだった。
数日前に見た「風たちぬ」の平日に関わらずの満席札止めと比較すると、一般層との温度差は否めない。
SNSなどの盛り上がりが必ずしも現実ではない一例だろう。

と、まあここまで書くと、本作に対し否定的な物言いなのかと思われるだろうが、そうではない。
初見の気持ちを思い出しながらの感想など綴ってみたい。

開巻早々に実景の中に現れるKAIJUたち。
あれよあれよとの間に本作の世界観が語られてゆく。
ここが一番怪獣映画らしい造りなのだが、それも短時間のうちに覆ることになる。
ベケット兄弟の搭乗するイェーガー(人型巨大兵器)の発進プロセスの圧倒的迫力と説得力によって、この映画の主役はこちらなのだと知らしめられるのだ。
イェーガーは二人のパイロットによって操縦され、神経操縦システムを通じて二人の心がシンクロすることで、人間とマシンが一体となる。
これを劇中では「ドリフト」と呼ぶが、本作の肝は我々観客自体が映画とドリフト出来るか否かなのだと思う。
それは、ギレルモ・デル・トロというメキシコ出身の映画監督と、映画を見ている自分の感性とが、相容れるかという事に他ならない。

私の生まれ育った1970年代、「怪獣」の概念は次のように変化した。
物心をついた時、60年代怪獣黄金期が残した正統派の怪獣たちを既成の事実として一度に享受し、それこそが怪獣の王道と見出しながらも、僕らの時代に生まれてきた新怪獣たちは、公害(悪)という闇を背負っていた。
それは「仮面ライダー」の怪人、「ウルトラマンA」の超獣を経て、「マジンガーZ」の機械獣という「やられ役」へと帰結してゆく。
「パシフィック・リム」に登場する「KAIJU」たちには、このプロセスに近いものを感じるのだ。
デル・トロ監督も幼少時に、東宝怪獣やウルトラシリーズの洗礼を受けた身であり、日本怪獣のもつ存在感やバックボーンを十分知りつつも、「人類」VS「KAIJU」という図式の映画を造るにあたって、完全な敵役として位置づけたのであろうと思う。

物語の構成はいたってシンプルだ。
映画冒頭における世界観の構築が終わり、人類と「KAIJU」との最終決戦が始まれば、そこで描かれるのは戦う人間であり、「KAIJU」側の視点はない。
登場人物それぞれにもドラマがあるが、必用以上に時間は割かれていない。
いわばこれは、デル・トロが用意した「パシフィック・リム」というアトラクションなのだ。
イェーガーに搭乗し、監督とドリフトしたら、もう降りることは許されない。
あとはノンストップでラストへ向けて突っ走ってゆく。
だからこそ、盟友の危機を救うために走り、「KAIJU」の未知の力に驚き、必殺武器を駆使して叫び、敵を倒したそのときに、勝利を分かち合うことが出来るのだ。


CGが特撮を超えたとはこれっぽちも思わないし、私が願う怪獣映画の形でもなかった。
しかし、130分間手に汗に握り、前のめりに画面に引きずり込まれていた。
「KAIJU」を倒すために全力で戦うことに参加する映画。
それこそが本作であり、この夏の「パシフィック・リム」体験のすべてだった!

(以下、奥貫より)
 『パシフィック・リム』、私も観ていて感じたのは、随所に日本製の特撮、アニメ作品の影響が見られるものの、それはジャンルとしては怪獣ものではなく巨大ロボットものだという事でした(“KAIJU”もどちらかと言えば東宝怪獣よりは大映怪獣のコンセプトでしたし)。ですから「本多猪四郎監督に捧げる」というメッセージには違和感を覚えたのも事実です。
 しかし作品自体は非常に良く出来ており、特にクライマックス、敵を倒すにはどうすればいいか、それにはどんな障壁があるか、それに対し主人公達がどう行動したかがキッチリ描かれているのは、日本の作品はもっと見習わなくてはと思いました。それと、これは98年の『GODZILLA』でも感じた事ですが、巨大感の出し方が日本の作品とはかなり、というか根本的に違う事です。特にこの種の巨大ロボットのコクピットといえば狭いスペースのイメージでしたが、イェーガーのコクピットがかなり広大なスペースなのは意外でした。さらにもう一つ、戦いに赴く主人公達の描写に、軍隊があって戦争をやっている国の映画だなと痛切に感じさせられました。日本の作品の影響が色濃いだけに、アメリカ流の作りも印象に残った作品でした。

  おわりに・いろいろあるよいろいろね


 今年は円谷プロ50周年にちなみウルトラ関連の新刊が沢山出ていますが、最近出たものでは『語れ!ウルトラマン 兄弟激闘編』と『ウルトラマン THE BACK』でしょうか。『~兄弟激闘』は、『帰ってきたウルトラマン』から『ウルトラマンレオ』までの第2期ウルトラシリーズを扱った内容なので即買いしてしまいました。それにしても第2期オンリー本の元祖『ファンタスティックコレクション・ウルトラマンPARTⅡ』から35年(!)、随分風向きが変わったものだと思います。近年のムックでよく見られる、これまでスポットが当たる機会のなかった関係者へのインタビューに加え、オールカラーでの本編からのコマ焼き、(キャプチャ画像?)やメイキング写真がふんだんに使われているのが見応えがありました。映像ソフトが普及した現在でも、本編の画像が掲載されているのは嬉しいものです。

 『~THE BACK』は主に『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』前期までの登場怪獣の背面写真に河崎実監督が解説する内容ですが、相変わらず意表を突きつつツボを突いた文章には苦笑いさせられてしまいました。インタビューやメイキング写真も充実しており、お薦めの一冊です。あとがきによると第2期もやりますかとの事ですが、そういえば子どもの頃、ベロクロンは尻尾があるのか気になってました。

 洋泉社刊『円谷プロSFドラマ大図鑑』では、私は『猿の軍団』、『スターウルフ』の各話あらすじを担当しました。お買い上げになられた方はありがとうございます。お買い上げになられていない方はどうかよろしくお願いします。
ちょっと前になりますが、同じくGスタッフでは黒田能靖が『ウルトラマンシリーズ 珠玉のエピソード』(コスミック出版)に参加しています。こちらもよろしくお願いします。

 東宝作品のDVDがようやく2000円台の廉価版で夏より発売が開始、特撮作品も続々出ており、買い逃したソフトをこの機会に揃えたいところです。しかしまだDVD/ブルーレイ化されていない作品もあり、個人的には『めぐりあい』を早くソフト化してほしいです。ブルーレイでは中断していた特撮作品が再開するそうで、『キングコング対ゴジラ』や『フランケンシュタイン対地底怪獣』が高画質で観られるのは楽しみです。このところ東宝怪獣関連は一般への露出が少ないだけに、、新たなファン開拓のきっかけになってくれればと思います。

 さて来年はゴジラ60周年、レジェンダリーピクチャーズ版『ゴジラ』の公開が控えています。公開予定まで半年弱、まだ情報が断片的にしか入ってきていないので何とも言えませんが、『パシフィック・リム』と同じ製作会社であり、国産特撮にとって良い刺激になる作品を期待するばかりです。

 それでは、ちょっと早いですが来年もよろしくお願いします。