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はじめに |
猛暑の後に不安定な気候が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。 特に関東・東北の一部地域では9月10日に起きました大雨の影響で洪水が起きてしまいました。被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。また、現地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。 さてこの程、『緯度G大作戦2015』の日にちが11月1日(日曜)に決まりました。内容についてはGホームページにて追ってお知らせしますが、只今各プログラムを準備中です。皆様のお越しをお待ちしています。どうかご期待下さい。 |
ユナイト!ウルトラマンX |
第1話、印象的だったのは主人公・大空大地が初めての変身でいきなり数十メートルの目線になり、ウルトラマンの姿のまま足がすくんでしまうシーン。もし自分がいきなり巨大化したら確かにそうなるだろうという描写で、作り手の「自分ならこう作る」姿勢を実感させられ、こうした描写が一つでもあると毎回が楽しみになってしまうものです。
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いろいろあるよ、いろいろね |
終了を迎えたTOKYO MXテレビの円谷劇場『怪奇大作戦』、改めて観ると「幻の死神」のような、比較的低予算と思われるエピソードでも小規模ながらプールに水を張ったミニチュア撮影をやっており、後の作品でこうした水物特撮は『'80』では2本だけ、平成ウルトラシリーズでは『ティガ』最終回が最後となった事を考えると、当時のテレビ映画がいかに金をかけていたかを実感させられます。 後番組はアナウンスされず、このまま「円谷劇場」は無くなるのかが気になりますが、もし続くならソフト化の可能性が低い昼ドラや長時間ドラマ枠の作品はできないだろうかと思います。 新聞記者の傍ら、幾つかのヒーローイベントを手掛けてきた鈴木美潮氏著『ヒーローたちの戦いは報われたか』が夏に発売されました。『月光仮面』に始まり『ウルトラマン』、『仮面ライダー』、『ゴレンジャー』と現れ現在も続く戦後国産特撮ヒーローの歴史と世の中の流れによる作品内容の変遷を、著者の体験を交えて語ってゆく本文に加え、名作、異色作エピソード紹介から裏方へのエールと様々な角度から作品を捉えています。そして終盤での、特撮ヒーロー番組を取り巻く状況を踏まえつつ、それでも日本でなぜこのジャンルの作品が作られ支持され続けているのかに踏み込んだ一文には目頭が熱くさせられました。一部取りこぼした作品はあるものの、何より読みやすい文体で、我々のような特撮ファンだけでなく、むしろ普段特撮ヒーローにあまり関心がないない人が興味を持つきっかけになればと感じさせる一冊でした。 卒寿を迎えた渡辺宙明先生が音楽を担当された『20世紀未来テデロス』(イッツコムチャンネル)。アイドルグループ・asfiのメンバーが巨大ロボットに乗り込んで怪獣に立ち向かう、さながら日本版『パシフィック・リム』といった内容(予算的にはともかく)でしたが、最終回は宇宙恐竜キングゴドラスに手も足も出ないテデロス1~6号機の大ピンチに、新型機テデロス7号機が颯爽と現れキングゴドラスを倒し何処へともなく去ってゆくクライマックスは『マジンガーZ対暗黒大将軍』の台詞回しそのまま(「マジンガー」を「テデロス」に、言葉遣いを女言葉に変えただけ)という驚異のラストとなりましたf^_^;。しかしそこまでやるなら、キングゴドラスの断末魔はゴジラ+ガメラの鳴き声にして欲しかったものです。現在は鳴き声関係も権利関係がうるさいのでしょうか。 『仮面ライダー』シリーズは10月より『仮面ライダーゴースト』がスタート。『ドライブ』実質的最終回となる47話では『風雲ライオン丸』の快傑ライオン丸ゲスト編「蛇ヶ谷にライオン丸を見た」を彷彿とさせる?登場をしていました。モチーフはいろいろと手を変え品を変えているなと思いますが、作品のカラー、内容を左右するのはチーフプロデューサーとメイン脚本家でしょう。それにしても近年のライダー(『鎧武』から?)の番組フォーマットで気になるのは中CMが多すぎる事で、特にオープニングからAパートが提供クレジットのみでCMを挟まないので3回の中CMが中盤~後半に集中、数分の間隔でCMが入る事になり落ち着かない事この上ありません(録画で飛ばし見出来るにしても)。恐らく視聴率対策など、相応の事情あっての事だとは思いますが何とかして欲しいものです。 『民王』最終回にギャバン、シャリバンと仮面ライダーWのフィリップが面接で対決?に驚いていたのも束の間、来年公開の新作ゴジラ映画のタイトルが噂通り『シン・ゴジラ』と発表されました。メインの出演者は竹之内豊、長谷川博巳、石原さとみ各氏、エグゼクティブプロデューサーは『TRICK』の山内章弘氏との事。有名俳優の起用は珍しくないゴジラ映画ですが、『進撃の巨人』からのスライド組がいるとはいえフジテレビ月9ドラマばりのメインキャストは意外でした。しかしかつて『ウルトラマンティガ』や『仮面ライダークウガ』がこれまでの特撮ヒーローもののイメージにとらわれないキャスティングでシリーズの新境地を切り開いた事を思うとあながち否定的な事は言えないかと思います。 既に都内各所で撮影が行われているようで、9月6日にはJR蒲田駅付近でロケがあったようです(タイトルはこの際の駅内の掲示板から判明)。内容についてもごく断片的に伝え聞いていますが、かなりリアル指向な内容かなという感じです(具体的にはまだここに書けませんが)。今後の動向を見守ってゆくしかないですね。 それではまた、近い内にお会いしましょう。
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